住宅ローン審査に通りにくい年齢

年齢は住宅ローン審査で結構大切なポイントです。

金融機関によって若干の違いはありますが、住宅ローンの申し込み資格として、申込時の年齢が20歳以上65歳未満、かつ完済時の年齢が80歳未満という条件が多いと思います。

加入条件が緩やかなワイド団信も加入条件が50歳以下のところが多いですね。

住宅ローンは何十年単位で継続させる契約なので、年配になればなるほど組みにくくなってしまうんです。

例えば、50歳の人が20年の住宅ローンを組もうとしても、返済が完了するのは70歳になってしまいます。

50歳ですから今は年収が高いんですが、10年後、20年後はどうでしょう?

サラリーマンの場合は年収が下がっていたり、定年退職している可能性も高いですよね。

銀行にとって重要なのは住宅ローンの返済終了まで支払い能力があるのかということですから、資産があるとか退職金が高いとか、なにかしら安心させる材料が必要になるでしょう。

住宅ローンの返済期間は30~35年が多いです。

仮に返済期間を35年とすると、完済時年齢80歳から逆算すれば申込時年齢は45歳が限界で、返済期間を30年とすると申込時年齢は50歳が限界です。

年齢が50歳以上の人は住宅ローン審査に通りにくいタイプといえるでしょう。

前のページ     次のページ